ビジネス英語ワークショップ 入門編その10
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世界共通言語としての英語を考える。
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さて、今回は
英語は本当に世界共通言語なのか、
考えてみます。
1.
世界人口約70億人のうち、
約17.5億人が
英語人口である。(世界人口の約25%)
2.
4人に1人が実用レベルで
英語を使用している。(Harvard Business Review)
3.
非英語人口は、
そのうちの約13.6億人
4.
英語人口の約78%が
非ネイティブ・スピーカー
5.
世界標準的な
英語が求められている。
以上のような統計結果を理由に、
英語は世界共通言語である、
ということが
できると思います。
特に、英語人口の78%が、
英語を母国語としない
非ネイティブ・スピーカー
という点は、
驚きに値すると思います。
もはや英語は
アメリカ人やイギリス人だけの
言語ではない、
ということですね。
だからこそ、標準的な英語が
世界レベルで必要と
されているわけです。
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界標準的な英語について
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この場合、使う英語、
特に話す英語は、
アメリカ英語や
イギリス英語のように
発音する必要はありません。
母国語の知識から、
英単語の発音に
近づけるようにするだけです。
発音よりもイントネーション、
つまり抑揚のほうが大事です。
英語らしく聞こえるというか、
発音は上手くなくても、
こちらの話す英語が相手に
理解してもらえるためには、
イントネーションが
重要となります。
例えば、
以下の英文をご覧ください。
My name is Taro Yamada.
「わたしの名前は山田太郎です。」
これを英語で発音すると、
どうなるでしょうか。
日本語の場合でしたら、
「わたしのなまえはやまだたろうです。」
と棒読みであっても、
日本語らしく聞こえます。
英語の場合は、
My name is Taro Yamada.
My name is Taro Yamada.
と下線部分を大きく発音します。
すると英語らしく聞こえます。
また、次の英文では、
May I help you?
「いらっしゃいませ。」
May I help you? ↗
最後は声を上に
あげるようにします。
さらに、次の英文です。
Nice to meet you
お会いできてうれしいです。
Nice to meet you
me(et) you
は、続けて発音します。つまり、
meet you
と2単語ではなく、
meetyou
とあたかも1つの単語のように、
しかも meet の
最後の t は
日本語のように
母音(あいうえお)のない音
ですから、meet の最後は
発音してますが、
ほとんど聞こえません。
そして、次の
you
の発音と
一緒になって、
choo (チュゥ)
のように聞こえます。
このような現象をリエゾン、
といいますが、
英語よりもどちらかといえば
フランス語
でこのリエゾンは
頻繁にみられます。
これについては、
以下の音声での説明で
確認してください。
↓↓↓
https://drive.google.com/file/d/0B3mG95iiQY3xZ05vbG1iN28wZUk/view?usp=sharing
今回で、入門編は
終了です。
次回からは、初級編で
お会いしましょう。
See you next time!
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