ビジネス英語ワークショップ 基礎編 時制その6
前回は、助動詞について
説明しました。
だんだんと文法的な説明になっているので
いやだなって思っているかもしれませんね。
でもこれはちょうど、交通規則と同じだと
考えてください。
自動車の免許を取るのためには、
自動車学校などで、交通規則の説明が
ありますが、運転免許を取るために
必要な知識としての交通規則用語が
いろいろと出てきます。
例えば、左折、右折、スピード違反、
安全運転義務違反、ハイドロプレーン現象など、
そう言えば、昔どこかで聞いたことがある、
という程度でもいいんです。
耳にしたら、理解できる、ということで
英文法の用語も覚えておいてください。
さて、助動詞ですが、
文字通り、動詞を助けるための品詞です。
動詞を助けるとは、
例えば、「あなたは本を読む」という
これを英文にすると、
You read a book.
と表します。
では、「あなたは本を読むことができる」という
和文であれば、
英文では、
You can read a book.
と表現します。
文章の構成は、
主語 You
助動詞 can
動詞 read
冠詞 a
目的語 book
となります。
このように、動詞「読む」を
助動詞 can を使って
「読むことができる」というふうな
補足説明をするのが、
助動詞 can です。
動詞の前に来て
「~することができる」という
意味を表します。
また、場合によっては、
「~してもよい」
という意味でも使われます。
「~してもよい」という表現は、
may
という助動詞を使う場合が
ほとんどですが、
can と may
の違いは、
can よりも
may のほうが
ていねいな表現、というふうに
認識されているようです。
例えば、「お手伝いしましょうか」
という日本語は、英語で
May I help you?
または
Can I help you?
のいずれの表現でも良いのですが、
May I help you?
の方がていねいだとされています。
意味が伝われば、どちらでも
いいんじゃぁないでしょうか。
それはともかくとして、
助動詞はそのほかに、
例えば、
shall
should
might
could
will
would
などがあり、
変則的な助動詞ですが、
ought to
があります。
今それぞれを説明しても、
だから英語は難しい、と
言われるかもしれませんので、
必要に応じて、その時に
解説していきますね。
それではまた、お会いしましょう。
See you next time!
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