ビジネス英語ワークショップ 基礎編 時制その4
ここまで、英語の文章を
構成するための基本的な
知識を説明してきました。
まだまだ不充分ですが、
英語の文章には、
必ず主語があること、
主語の後に動詞が来ること、
などを説明してきました。
主語というのは、英語だけではなく、
日本語やその他の言語であっても
必要ですが、特に日本語の場合、
省略される場合があります。
英語であっても、主語の省略というのは
ありますが、日本語ほど頻繁ではない、
ということで、英語には必ず主語がある、
と理解しておいてください。
それでは、前回のおさらいから始めます。
「これは(1本の)ペンです」
This is a pen.
「これらは(2本以上の)ペンです」
These are pens.
1本や1個を表す状態を、
単数形、
2本や2個以上を表す状態を
複数形、
と呼んでいます。
そして、「これは~です」や「これらは~です」
と表現されている文章の
主語は、 「これは」、「これらは」 です。
では、動詞は何でしょうか。
その英文の、
This is a pen.
や
These are pens.
では、主語は
This そして These です。
そして、主語の後に動詞が来る英語の
文章構造では、
This is a pen.
では、 is
These are pens.
では、 are
が、それぞれ「動詞」になります。
そして、日本語の文章にそれを当てはめると、
「これは(1本の)ペンです」 や
「これらは(2本以上の)ペンです」
の、「~です」が、動詞になります。
これを英語の文章で比べてみます。
This is a pen.
These are pens.
この2つの文章の違いは、
主語が、 This と These
動詞が、 is と are
冠詞が、 a と なし
ペンが、 pen と pens
となっています。
主語は、単数と複数でこのように変化します。
動詞も同様です。
冠詞は、単数の場合はつけますが、
複数の場合は、つけません。
もちろん、一度出てきたものを
示す場合には、the
を使って、「以前話していた~」、とか、「その~」
という意味で表現します。
そして、ペン、という名詞が、
単数では、 pen
複数では、pens
と、単数形+s
となっています。
ここが日本語にはないので、英語は難しい、
と考えてしまうのかもしれませんね。
そして、動詞の is や are は
現在形で使う形ですが、
これが過去形になると、 それぞれ
was や were と変形します。
これが日本語と比べて、英語をさらに
むつかしい、と感じてしまうことかもしれませんね。
しかし、ここまでの説明は、
以前にも聞かれたことがあるはずです。
中学校の英語の授業で出てきていますので、
その時には理解できなかったとしても、
今回、改めて思い出していってください。
それではまた、お会いしましょう。
See you next time!
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